バンダイ玩具菓子
ミニプラマジキング全4種・選択可
本体価格各300円
2005年3月発売
2004年に展開されたデカレンジャーのミニプラシリーズはどれもアクション、パーフェクト、即ゲット!なデキなだけにマジレンジャ―のミニプラもかなり期待されている。先ずは”ミニプラマジキング”そのデキは・・・?
1・マジフェニックス&マジフェアリー
軽!ちっさ!が第一印象のパーツ。
部品構成はこんな感じ。腕は3パーツ構成でヒジ可動。
全体的に部品が細かいので紛失注意。
マジフェアリーはこんな感じ。
マジフェニックスの首、ヒジ可動はもう食玩事業部の意地だね。ソードを逆手に持てないのが惜しい。
マジフェアリーは自立できない。リボンがDX版と比べて比率的に短い。
シールを貼った状態。マジフェアリーは自立しました。
2・マジタウロス
重!ランナー5枚。兄貴特盛!って感じ。3色成型。
頭部、胴体。
頭部は角を前後で挟む。肩のヒンジと腰の装甲を取り付ける。
腕部
油断してると右腕を作ってるつもりが左腕のパーツを使いそうになるので注意。
脚部
股関節がボールジョイント。
シールを貼った状態
3・マジガルーダ
ランナー4枚。標準的な感じ。
脚は2パーツ構成。5体の中で一番回って欲しい首が回らない。プチ改造もしづらい感じ。
翼
単純な構成でDX版とほぼ同じギミックを再現。
DX版以上に小顔でスマート。 右はシールを貼った状態。
4・マジマーメイド
ランナー2枚構成。
軸の都合で背中側。構造はDX版とほぼ同じ。
DX版よりさらにマッチョになった気が。首は回転する。腕もDX版より微妙に大きく動く。右はシールを貼った状態。
5体並べた状態。
マジフェニックスが小さすぎる。設定通りならマジガルーダとマジフェニックスがほぼ同じ高さでなければいけない。
戦隊商品でこんなこと指摘するのもナンセンスかもしれないが、パッケージに設定身長が記載されているし、兄弟漫才もやり辛いのでかなりダメな部分だと思う。(3/29訂正)
マジドラゴン
翼はマジガルーダの脚で固定されない。
親指がDX版が手のひらの中心についていたのに対して、ミニプラ版はマジタウロス寄りに付いているのでマジドラゴン時に不自然。
シールを貼った状態。
合体シークエンスはDX版とほぼ同じ。
やはりマジフェニックスが小さすぎる。
マジキング
シールを貼った状態
キングカリバーもDX版と同じ構成。
マジタウロスの腕を外せるようにすればヒジ可動とかイケそうな感じがする。
マジガルーダの脚と翼の繋がりがいまひとつ。
DX版のマジフェニックスと同じぐらいの大きさ。DX版マジドラゴンにはイマイチ乗せ辛い。
単品だとボリュームの無いセットもあるが4つ揃えれば、同じ価格のミニプラデカウイングロボより遥かに充実した内容。その点では買いなんだが、期待値が高かっただけに気になる点も多い。
○マジタウロス時、マジキングの頭部が隠せない。
○マジガルーダの首や脚は可動部が増えて欲しかった。
○マジマーメイドに何かサプライズがあると良かった。
○5体のバランス、特にマジフェニックスの大きさがおかしすぎる。
○マジドラゴン時、マジキングの顔は当然隠れず、マジタウロスの顔もDX版ではマジガルーダから伸びるドラゴンの首で隠せたのにミニプラ版は枠状になってて、タウロスの顔が見えてしまう。マジガルーダの顔も首が固定なので露出してしまう。
○マジドラゴンの口がカッチリ閉じれない。
○マジキング時、マジフェアリーの手が飛び出ててちょっと邪魔。
オススメポイントはマジフェニックスの可動部増加、マジキングの脚部の関節の自由度の高さといったところだろうか。
DX版と目指す芸風が似ている部分があり(立てひざポーズも取れるけどDX版もできるし)、気になる部分が多いが、本体価格1,200円でこれだけの物が手に入ることを考えるとまずまずのデキといったところ。
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(2005/3/20〜22アップ)